1900年〜1920年〜1940年〜1960年〜


ジャズって、どこでどうして生まれたの?

 ジャズは、20世紀のはじめ、アメリカ南部のニューオリンズで生まれました。港町であるニューオリンズには、さまざまな民族や文化が集まり、共通のコミュニケーションの方法として音楽が用いられるようになります。そして、いろいろな文化の違いを大切にしながら、新しい音楽としてつくられていったのがジャズです。
 ジャズは、その後、アメリカ文化のひとつとして急速に広がり、ニューオリンズをはじめ、カンサス・シティ、シカゴ、ニューヨークといった都市で栄え、次々と新しいスタイルを生み出し、たくさんの名演奏を残してきました。
 ここでは、そんなジャズの歴史を4つの時代に分けて、その流れと特徴をわかりやすく紹介します。


 ジャズ発祥の地は、19世紀末から20世紀初頭にかけてのルイジアナ州ニューオリンズだと言われています。世界中の民族や文化が集まる港町ニューオリンズは、黒人や白人、またクレオール(黒人とフランス系白人との混血)などの音楽文化が混在していました。これらの労働歌、ブルース、ゴスペル、軍歌ブラス・バンドといった音楽に、オペラや室内楽などのヨーロッパの伝統音楽や黒人霊歌などのアフリカの伝統音楽の要素が加わり、アメリカ独特の新しい音楽表現として生まれたのがジャズです。
 1917年には、オリジナル・ディキシーランド・ジャズ・バンドによる史上初のレコードが録音、発売され、“ジャズ”という言葉は不動のものになりました。そして1910年代が終わり、この時代に成長をとげたルイ・アームストロングがニューオリンズをはなれる頃、ジャズの拠点もシカゴへと移っていきます。


それぞれ詳細が表示されます

ラグタイム(Ragtime)

ニューオリンズ・ジャズ
(New Orleans Jazz)

ディキシーランド・ジャズ
(Dixieland Jazz)


それぞれ詳細が表示されます

キング・オリバー
トランペット
King Oliver (trumpet)
1885〜1938

ジェリー・ロール・モートン
ピアノ
Jelly Roll Morton (piano, composer)
1885〜1941

ルイ・アームストロング
トランペット
Louis Armstrong (trumpet)
1900〜1971