「ジャズ馬鹿」のおじさん?!
 先生との最初の出会いは、私が1970年(昭和45)に名古屋の女子大小路に10坪のジャズ喫茶をオープンして1年後くらいに、お店にいらっしゃったときでした。フリージャズのレコードをかけるとたいへん喜んでもらえ、その後息子さんもよく来ていただきました。その頃の先生の印象は、本当にジャズが好きなおじさんで「ジャズ馬鹿」って感じでしたね。

日本のジャズを育てたい
 その後、1977年(昭和52)に私の店は、現在の栄に移転し、以後26年間、毎日ライブをやっています。その間、たくさんの出来事がありました。海外の一流ミュージシャンのアフターアワーズ(コンサート後の打ち上げライブ)の会場にもなりましたし、私も先生と一緒で日本のジャズを育てようという思いがありました。おかげで最近活躍しているミュージュシャンもたくさん、このライブハウスから巣立って行きました。
 最近では、綾戸智絵さんのデビュー直前のレコーディングリハーサルをここでやりましたし、ケイコ・リーさんも以前はピアノを弾いていましたが、たまたま結婚式の二次会で彼女が歌うのを聴いたらとても良く、先生にお伝えしたら、それがきっかけで歌手としてデビューしました。また、ヴァイオリンの寺井尚子さんがニューヨークで録音したテープをレコード会社へ先生と一緒に紹介したりしました。

白衣を着るとシャキッ
 以前は、先生の住む岡崎には月に一回くらいおじゃまし、晩飯をごちそうになっていました。そんなとき、内田病院にはいつもミュージュシャンがいましたね。渡辺香津美、大野三平、宮沢昭…ほんとにいつ行ってもいましたよ。自分も内田病院には胃潰瘍など3回入院し、治療してもらっています。話は変わりますが、先生は白衣を着るとほんとにシャキッとしますね…(笑)。

ライブを聴いてほしい
 ジャズについては、うわべだけでなく、ほんとうに素晴らしい音楽だと思っています。人生の半分を捧げてもいいと思って、今もやっています。今の若い世代は、いろんなジャンルの音楽を分けへだてなく自由に聴けると思います。ライブハウスにもぜひ来ていただいて、ライブ(生演奏)を聴いてほしいですね。それとわからないことは何でも聞いてください。従業員には常々「迷っている人がいればこちらから声をかけるよう」言ってあります。

 最後に「内田修ジャズコレクション」が若い世代のジャズに楽しさを伝えるきっかけになるよう応援エールを送ります。


自身のお店「ジャズインラブリー」にてジャズを熱く語る。

河合勝彦(かわい かつひこ)
名古屋の人気ジャズライブハウス「Jazz inn LOVELY(ジャズインラブリー)」のマスター。

ジャズインラブリー
名古屋市中区栄東桜1-10-15
TEL 052(951)6085
http://www.jin.ne.jp/lovely/



メッセージ「ゆかりの人物編」TOPHOME.