2004年8月12日
ブルーノートにてインタビュー
Q:インタビュアー(シビックセンター)
H:堀 誠一郎(名古屋ブルーノート 総支配人)
Q:名古屋ブルーノートはいつオープンされたんですか?
H:2003年11月30日オープンです。
Q:ブルーノートを名古屋でやろうと思ったきっかけは?
H:学生時代からずっと音楽には興味があって、特にこれが好きだとかいうこだわりはなかったんですが、ずっとその時々の自分のフィーリングにあった音楽を聴いてきました。そうこうしているうちに、このビルをうちの会社が買いまして、このビルの活用を考えて、まずは上は本屋として使いましたけど、地下にこれだけの空間があったものですから、これはライブハウスだとある方からアドバイスを頂いたのがきっかけですね。
Q:どこもライブハウスは大変とお聞きしています。
H:1000円、2000円の入場費では簡単に設備投資を回収できませんし・・・。それでたまたまブルーノートが一番候補としてあがって、1年くらいライセンス交渉しました。
Q:その後、いろいろなご苦労が?
H:契約自体は、それ程苦労はないんですけど、実際やるとなった後の作業が大変でした。ブルーノートの規格によるお店を作らないといけないですからね。あと、ブッキングして、予約を受けるシステムを立ち上げて、情報誌も作り、いろんな作業がほんとうに短期間に集中しましたんで。
Q:いろんなアーティストとブッキングやセッティングっていうのはかなり大変ですよね。
H:当然、最初は我々そんな仕事したことないスタッフばかりですので、ほとんど素人で、細かな指導を受けながらやってました。
もちろんブッキングする時には、東京・大阪・福岡と相談しながら、選んでいけばいい話なんですが、ただわからない事もたくさんありますので大変でした。
Q:そんな中、内田先生と出会われたんですか?
H:オープン前にいろんな方から、こういう有名な先生いるよっていうのはお聞きしていました。ジャズのすごい先生らしいぞって。
Q:総支配人の方から連絡されたんですか?
H:たぶんどなたかを通じて・・・。それが思い出せないんですよ、どうやって出会ったのか。何しろ一番たいへんな時期で、昼も夜もないような状況で思い出せない(笑)ラブリーかスターアイズで紹介していただいて、そこからですね、先生とのお付き合いは。オープンの半年前ぐらいの時に先生とお会いしました。
Q:先生から、ブルーノートを立ち上げるにあたって、何かアドバイスがありましたか?
H:とにかく仲良くやりなさいねって。ライブハウス同士お互いに喧嘩するんじゃなくて。お互いマーケットを広げるためにお互い努力すれば、お互いハッピーになれますから、そういう努力をして盛り上げていくことが必要だよということで。まあとにかく仲良くやってよと。僕は、ジャズは好きなジャンルだったんですが、ライブハウスもそんなに多く行ったことなくて。ラブリー、スターアイズは何回かは行ったことはあったんですけど。それで、先生が行くっていうんでついていって、そこでスターアイズの岩城さんとかラブリーの河合さんを紹介していただき、それから何回も何回も行って、仲良くさせていただいてますね。
Q:名古屋ブルーノートがオープンして、約2年になりますが、実際に経営してみていかがですか?
H:あの〜、なかなか大変な商売だなと。
Q:やっぱり毎日毎日というのが。
H:きついですね。
それを25年とか続けてるスターアイズさん、ラブリーさんは35年ですか?もう頭が下がりますね、ほんとに。これは大変な仕事なんだと。
Q:どういうところが大変ですか?
H:やっぱり収支的な面で、中には実力は十分なのに、集客のむずかしいアーティストもいますから。ほんとうに毎日勝った負けた。ハァーって落ち込む時とか、今月は赤出したとかね、いろいろです。いろんな意味で続けるっていうのがやっぱり、ほんと大変だなあと。
なんとか今期はおかげさまで利益が出そうで、ありがたいなあと思っています。それとやっぱり、いい音楽なのになかなかお客様に知られてないことが多いですので、そういうことを広める努力もどんどんしないとだめですしね。多くのお客さん集める商売っていうのは大変ですね。
Q:でも名古屋ブルーノートも、知名度も上がってきて、岡崎からもたくさんの方が行ってみえますよ。今後の目標というか展望を教えてください。
H:もっと色々ないいアーティストを紹介して、やはりもっと多くお客さんに来てもらう。それが我々の仕事ですし、いい音楽もどんどん広げてきたいし、いいアーティストもどんどん紹介していきたいですね!
Q:最後に、先生と一緒によくいろんな所に行かれて研究してみえるということをお聞きしていますし、よくライブハウスで、お見受けしてるんですけど、先生にメッセージがあれば。
H:先生に「お酒ひかえて、タバコひかえて」と言ってもたぶん通じないと思いますんで(笑)。でもやっぱり、いつまでも元気でいて欲しいなあという、それだけですね。あんまり無理せずに。ほんとに素敵な人生歩んでこられた先生ですから。素晴らしい先生に出会えたなあとしみじみ思い感謝しています。
Q:週にどのくらいみえるんですか?
H:僕は多い時は週に3、4回会ってますね。
Q:当然今日もおみえになる?
H:もちろん今日もいらっしゃいます。僕もたまに、先生が東京に行く時にたまに同行させてもらってます。今まで、3回か4回ぐらい、僕が行ったことないライブハウスに行けますから。先生についていけば、その店のオーナーの方に会えて情報交換できますし、アーティストの方にも会えますしね。
Q:そういうネットワークは大事なんですね。
H:そうですね。やっぱり名古屋だけではなかなか僕も覚えられないし。何回も現地で聴いていくとだんだんお互いに顔が覚えられ助かります。先生には、ほんとうに助けていただいていますし、一緒にライブハウスを何軒も回るのは、勉強にもなりますし、それ以上にほんとうに楽しいですね!
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