おとうさんのような先生
 私はわりと誰とでも打ちとけられ、ハッキリとものを言う性格でしたし、最初から先生はフラットでフェアな人だと直感したので、最初に出会った21才のときから「なにぃ!」とか言ったりして、気さくにいろんな話を交わし、娘みたいにかわいがってもらいました。その後、ニューヨークのレコーディングのときには、穐吉敏子さんを紹介していただき、穐吉さんのおいしい手料理をごちそうになった思い出もあります。ほんとうにおとうさんっていうかんじですね。

岡崎のノリはすばらしい
 岡崎には先生の関係で何度もコンサートにおじゃましたことがありますが、ほかの地方都市と比べるとお客さんのノリがジャズに慣れているというか、すばらしいですね。それと先生の病院にもよく行きました。先生だと安心できるし、ざっくばらんな相談ができて安心しました。

気軽に声をかけてください
 ジャズといっても様々なスタイルがあると思います。私たちはけっこうロックやポップスも取り入れています。若い世代に伝えたいことは、いろんなジャンルの音楽を分けへだてなく聴いてほしいということです。今流行りのコンピレーション・アルバムなどを聴いて興味を持ってもらえたらと思います。それで楽しかったら、ライブハウスに来て、ミュージシャンに「こんなの聴きたいんだけど」と気軽に声をかけてください。ジャズ・ミュージシャンは、ほんとうに気さくですので、ちゃんと答えてくれると思いますよ。どんどん声をかけてください。私もそのほうがうれしいな。

いいかたちで続けていってほしい
 岡崎市がジャズを取り上げてくれることは、先生の功績とかお人柄とかにあると思います。ほんとうに全国的にみても稀だと思います。岡崎市が全国的な先駆けとして、こうした文化的なことをやるのは、すばらしいことだと思いますし、いいかたちで続けていってほしいですね。特に岡崎は私の出身地の近くですからうれしく思います。他の市や町もやってくれればいいですよね。

熱燗で飲むときは・・・・
先生と熱燗で飲むときは、最初の一杯だけ乾杯して、後はそれぞれ好みの熱さやペースがあるので、お互い手酌で飲むんです。それが私たちのお互いを尊重しながら長くお付き合いをする秘訣かな。先生、相変わらずお強いですよね。愛すべき「おとうさん」、飲みすぎないようにね。

ケイコ・リー
愛知県半田市出身。21才から独学でピアノを弾き始め、ピアニストとしてプロになった後、シンガーへと転向。存在感のあるディープ・ヴォイスで今もっとも注目を集めているジャズ・ヴォーカリスト。

ヤマハジャズクラブでのDr.Jazzとケイコ・リー。
(C)伊藤邦治

メッセージ「アーティスト編」TOPHOME.