先生に「名古屋に来なさい」と言われました
 ぼくが31才くらいの時の話ですから、もうずいぶん前になると思いますが、札幌からツアーで名古屋のライブハウス「ラブリー」に出演した時に「東京に出ようかと考えている」と河合さんにお話したんですよ。そしたら「名古屋へ来てラブリーのハウスピアニストとして活動してみないか?」って言っていただいたんです。しかも内田先生からも「君、しばらくの間、名古屋でやってみなさい。・・・僕はこれだけ言ったんだからあとは知らんぞ」なんておっしゃって。そこで私は「じゃあ先生、名古屋でお世話になります」と。
 その後1年4ヶ月くらい名古屋に住むことになり、そして、東京にも住むことになりました。東京にいる頃にも月に1回くらい河合さんが名古屋へ呼んでくれましたから、名古屋は懐かしい場所ですね。もちろん岡崎の先生のところには何度かお邪魔しました。その頃、渡辺貞夫さんが内田病院に入院していてお見舞いに行ったり、それと先生には、いろんなおいしい食事をご馳走になったりしました。

岡崎の中学生はすごいっすよ!
 岡崎の竜南中学校の文化祭のジャズ出前コンサートに出演させてもらいました。音楽部の生徒さんとセッションもやったんですが、それにしてもみんな、すごいんじゃないですか?すごいっすよ!上手く弾こうとかそういう邪心がない。そういうところが、やっぱりいいんじゃないですか。それとジャズと親しくなるコツは、コンサートを聴いてくれた中学生のように余裕を持ってジャズを聴いてくれるといいですよね。毎日少しずつ楽しむ。と言う気持でやってもらえるとジャズに気楽に入ってもらえるような気がします。

北海道に遊びに来てください!
 札幌でライブハウス「Slow boat」を開業してもう8年になります。先生も札幌に来た時には必ず寄ってくれます。そんなに大きなお店ではありませんが。それでも27、8人は入れるのかな。ですから、とってもアットホームなお店ですよ。南三条三丁目の「もりにビル」の4階なんですよ。下に看板があって、オレンジの看板。見ればすぐわかりますよ。毎日ライブもやっていますので、北海道に遊びに来たら是非、気楽に寄ってみてくださいね。

先生、いつまでも聴いてください
 先生にはやっぱり元気で、いつまでもジャズを聴いてもらいたいですね。そして「君。今のは良かったよ。」と言ってもらう。それがすごいやっぱり嬉しいですね。いつまでもジャズを聴いて、そして、またぼくに言ってください。「良かったよ。」って。
 そういうのをいつも楽しみにしてます。


福居 良(ふくい りょう
1948年北海道に生まれる。18歳でアコーディオン、22歳でジャズピアノを始める。‘76年にファースト・アルバム「Scenery(シーナリー)」を発表。‘82年に上京し、自己のトリオで活動した後、パリ、ニューヨーク等でライヴを行うなど、幅広く活躍、現在に至る。札幌市のライブハウス「Slow boat」のオーナーでもある。

Slow boat
http://fweb.midi.co.jp/~slowboat/


岡崎市立竜南中学校でのジャズ出前コンサート。


ジャズ出前コンサートに出演した森剣治グループの皆さん。

メッセージ「アーティスト編」TOPHOME.