Dr.Jazz 内田修の言う「ジャズはライブ(生)で聴くのが最高」を体感しよう!
このコーナーは、はじめてライブ・ハウスへ行くあなたにほんの少し「勇気」とちょっとした「コツ」おしえます。ダイジョウブダ〜!イッテラッシャ〜イ!?


 ジャズへの興味が膨らんできたら、何はともあれライブ・ハウスに出かけてみよう。演奏の迫力を肌で感じられる特別な空間があなたを待っています。
 ライブ・ハウスの主役はミュージシャンだけではありません。観客のあなたも重要な主役。観客のノリが良ければ良いほど、ミュージシャンの演奏も熱くなり、ライブはいっそう盛り上がります。
 ミュージシャンも観客もお店のスタッフも皆ひとつになれる。ライブ・ハウスならではの醍醐味です。



 ニューヨークの老舗ジャズ・クラブ〈ブルーノート〉や〈ヴィレッジ・バンガード〉。あなたも名前くらいなら聞いたことありませんか? そこは音楽を聴きながらお酒と食事を楽しむ夜の社交場でした。ジャズ・クラブの本場はもちろんアメリカですが、日本にも本格的なジャズ・クラブが数多く存在します。
 1964年に東京の銀座に〈ジャズ・ギャラリー8〉、1965年には新宿に〈タロー〉と〈PIT INN〉と続けてオープン。その以前にも時おりジャズを聴かせる〈テネシー〉や〈銀巴里〉といったお店がありました。
 現在、ジャズが聴けるお店は日本全国に約300件あると言われています。






音楽雑誌(スイングジャーナル)(ジャズライフ)等やイベント情報誌(ぴあ)(地元情報誌)等、インターネットのほか、各ライブ・ハウスが発行するスケジュール表などで入手しよう。


人気ミュージシャンのライブは事前に予約やチケット購入が必要なことがある。もちろん直接行って入れる場合もあるので、店に直接電話で問い合せてみるのがいい。




たいてい夜7時くらいからファースト・セットが始まるので、いい席を確保したり、食事をしたい場合は一時間くらい早めに行くのがおすすめ。もちろん事前予約や入場受付がある場合はチェックしておこう。


ライブ・ハウスで行なわれるジャズ演奏は、ファースト・セットとセカンド・セットといった休憩をはさんだ2回のステージがあるのが普通。それぞれ演奏内容が違うので、時間が許せば通して聴くこともおすすめ。ただ店によっては入れ替え制のところもあるので注意。


人気ミュージシャンやお店によっては、より多くの観客にステージを見てもらうためにファースト・セットとセカンド・セットで観客を入れ替えることがあるので、事前にしらべておこう。





ライブ鑑賞料金のことをこう呼ぶ。2,000円前後〜10,000円前後と料金はいろいろ。チャージには飲食代が含まれていないので別途料金が必要。店によってはチャージにドリンク一杯分が含まれていたりする。


たいていは店を出るときに飲食代といっしょに支払う。店によってシステムが違うこともあるが、はじめにスタッフの人がおしえてくれるはずだから大丈夫。




ステージを見渡すことができる少し後ろの席なら、ミュージシャンの演奏がよく見えて、音もいいのでおすすめ。スピーカーの近くや最前列の席は音が大きすぎたり、全体がよく見えない場合がある。


たいていの店は簡単な食事を出しているし、本格的な食事を楽しめる店も少なくないので、早めに出かけてゆっくり食事をするのもいい。ただし、演奏が始まったら注文は控えめにするのがマナー。


もちろん外で食事をすませてからライブ・ハウスに行ってお酒を楽しむのもいっこうにかまわない。ドリンク一杯でねばってもそれは自由。店の人もそんなことでいやな顔はしない。自分のスタイルでいこう。


演奏中は避けよう。ファースト・セットとセカンド・セットの合間、あるいは曲の終わった時に席を立つのがミュージシャンと他のお客さんに対するマナー。
帰りの時間が気になる人は、前もってお店の人に終了時間や精算方法を聞いておくと安心。





拍手や手拍子のタイミングに戸惑ったら、まわりの観客に合わせればいい。そのうち自然にコツがつかめてくるはず。足でリズムをとったり、身体を揺らしたり、リラックスした気持ちで聴くのがいちばん。


これもまわりの観客にあわせていれば安心。あまり場違いなところで掛け声をするとシラける場合がある。でもどうしても声をかけたいなら、まず曲が終わった拍手の時にまぎれて大声で叫んでみよう。


もちろん、ミュージシャンも観客からの反応を待っている。演奏が終わってくつろいでいる時をみはからってぜひ声をかけてみよう。

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