OSAMU UCHIDA JAZZ COLLECTION
内田 修ジャズコレクション特別展示
〜渡辺貞夫さんを迎えて〜

期間:2006年2月28日(火)〜3月19日(日)

日本を代表するトップミュージシャンとして、ジャズの枠にとどまらない独自のスタイルで世界を舞台に活躍する渡辺貞夫さん。
その渡辺貞夫さんのコンサートを3月14日(火)に岡崎市シビックセンターコンサートホール・コロネットで開催します。
渡辺さんの来訪を歓迎し、内田修ジャズコレクションの中から選りすぐった渡辺さんの貴重盤レコードをはじめ関連の資料を特別展示しました。

渡辺貞夫プロフィール〜アルト・サックス奏者〜
世界を代表するジャズ・ミュージシャン。1933年、栃木県宇都宮生まれ。高校時代にクラリネットを始め、18歳で上京後、アルト・サックスに変更。1953年、秋吉敏子のコージー・カルテットに参加して一躍脚光を浴び、ジョージ川口のビッグ・フォー・プラス・ ワンを始め数多くのバンドで経験を積みます。1962年、ボストンのバークリー音学院へ留学。帰国後は日本ジャズ界のリーダーとして活躍。1986年には芸術選奨文部大臣賞、1995年には紫綬褒章、都民文化栄誉章を受章。


. アーティスト/タイトル
録音年
レーベル
渡辺貞夫 他●ジャズ・メッセージ・フロム・トウキョウ 1957年 キングレコード
渡辺貞夫 他●モダン・ジャズ・コンサート・アット・ヴィデオ・ホール 1958年 キングレコード
渡辺貞夫●渡辺貞夫 1961年 キングレコード
渡辺貞夫●サダオ・ワタナベ・プレイズ 1966年 ポリドール
渡辺貞夫●家路 1966年 CBSソニー
渡辺貞夫●ジャズ&ボッサ 1966年 タクト
チャーリー・マリアーノと渡辺貞夫 1967年 ビクター
チャーリー・マリアーノ、渡辺貞夫●イベリアン・ワルツ 1967年 タクト
渡辺貞夫●マイ・ロマンス 1967年 タクト
渡辺貞夫●ボサ・ノバ・コンサート 1967年 タクト
渡辺貞夫●ブラジルの渡辺貞夫 1968年 タクト
渡辺貞夫●パストラル 1969年 CBSソニー
渡辺貞夫+菊地雅章●コラボレイション 1970年 フィリップス
渡辺貞夫+菊地雅章●コラボレイション PART2 1970年 フィリップス
渡辺貞夫●ペイサージュ 1971年 CBSソニー
渡辺貞夫●サダオ・ワタナベ 1972年 CBSソニー
渡辺貞夫●ケニヤ・ヤ・アフリカ 1973年 CBSソニー
渡辺貞夫●パモジャ 1975年 イースト・ウィンド
渡辺貞夫●スイス・エア 1975年 CBSソニー
渡辺貞夫●アイム・オールド・ファッション 1976年 イースト・ウィンド
渡辺貞夫●マイ・ディア・ライフ 1977年 フライングディスク
渡辺貞夫●バード・オブ・パラダイス 1977年 フライングディスク
渡辺貞夫●カルフォルニア・シャワー 1978年 フライングディスク
渡辺貞夫●エコー 1969-74年 CBSソニー
渡辺貞夫●モーニング・アイランド 1979年 フライングディスク
渡辺貞夫●オレンジ・エクスプレス 1981年 CBSソニー
渡辺貞夫●ランデブー 1984年 エレクトラ




関連資料

写真 渡辺貞夫
『第18回ヤマハ・ジャズクラブ例会(司会:相倉久人)/1966年10月14日/愛知文化講堂  (撮影:伊藤邦治)渡辺貞夫カルテット: 渡辺貞夫(as)、菊地雅章(p)、池田芳夫(b)、富樫雅彦(d)』

ドラムヘッド 出演ミュージシャン寄書サイン
『第110回 ナゴヤ・ヤマハ・ジャズクラブ20周年記念コンサート』/1984年4月28日
出演者:渡辺貞夫、宮沢昭、坂田明、森剣治、日野皓正、山下洋輔、佐藤允彦、辛島文雄、高瀬アキ、高柳昌行、渡辺香津美、井野信義、日野元彦、森山威男、伊藤君子、テープ出演:菊池雅章(順不同)
※ 内田修氏を中心に1964年に発足した「ナゴヤ・ヤマハ・ジャズクラブ」は、日本の若手ミュージシャンを数多く紹介し、毎回新鮮で緊張感ある演奏を生んできました。1984年には、20周年を迎え、記念コンサートが開かれました。その時の出演者が、ドラムヘッドにサインを寄書して内田修氏に贈ったもの。

オリジナル・マスター・テープ
『渡辺貞夫 at DOCTOR'S STUDIO vol. I, , 。(DAT番号032, 033, 034)
1966年/ドクターズ・スタジオにて録音

〜渡辺貞夫とドクター・ジャズ(内田修著『ジャズが若かったころ』より)〜

■兄弟みたいなつき合いのはじまり                          
初めて出会ったのは1958年。名古屋へ演奏旅行に来た時、富樫雅彦から紹介され、出会いました。
「プレイした曲目は忘れてしまったけど、一皿のスパゲッティを半分ずつ分け合って食べたことは妙に強く印象に残っている」

■渡辺貞夫はじめて岡崎訪問
1962年9月から約3年間、渡辺貞夫はジャズの名門バークリーに留学。この留学経験は彼の大きな飛躍となりました。渡辺貞夫はその留学前、岡崎で開業したドクター・ジャズのもとを初めて訪問しました。「まだ現在のようなスタジオ風のリスニング・ルームは出来ておらず、レコードで狭苦しい部屋だった」