OSAMU UCHIDA JAZZ COLLECTION
内田 修ジャズコレクション特別展示
〜秋吉敏子さんを迎えて〜

期間:2005年8月2日(火)〜8月28日(日)

戦後日本ジャズ界のパイオニアとして60年間にわたり世界のジャズシーンで活躍している秋吉敏子さん。その秋吉さんのコンサートが、8月19日に岡崎市シビックセンターで開催されます。資料室では、秋吉さんの来訪を歓迎し、内田修コレクションのなかから選りすぐった秋吉さんの貴重盤レコードをはじめ関連の資料を特別展示いたします。

秋吉敏子(1929〜)TOSHIKO AKIY0SHI
1929年中国東北部(旧満州)遼陽生まれ。1946年、家族とともに大分県別府市に移り、ジャズ・ピアニストとして活動を始める。1948年に上京、1956年にアメリカのバークリー音楽院に留学。以後、アメリカを中心に活躍し、1982年には『ダウンビート』誌の国際批評家投票で作曲、編曲、ビックバンド3部門で第1位になる。さらに、1997年には紫綬褒章、1999年にはアメリカのジャズ殿堂入りをはたした。また、グラミー賞候補に15回のぼるなど、世界を代表するジャズ・ピアニストとして活躍している。


. アーティスト/タイトル
録音年
レーベル
秋吉敏子●トシコズ・ピアノ 1953年 NORGRAN
秋吉敏子●アメイジング・トシコ・アキヨシ 1953年 VERVE
秋吉敏子、守安祥太郎 他●幻のモカンボ・セッション '54 VOL.3 1954年 POLYDOR
秋吉敏子、守安祥太郎 他●幻のモカンボ・セッション '54 VOL.4 1954年 POLYDOR
ザ・ウーマン・イン・ジャズ 1955年 STORYVILLE
秋吉敏子●秋吉敏子/トリオ&カルテット 1956年 TRIO
秋吉敏子●ザ・トシコ・トリオ 1957年 STORYVILLE
秋吉敏子●トシコ・アンド・レオン・サッシュ・アット・ニューポート 1957年 VERVE
秋吉敏子●メニー・サイズ・オブ・トシコ 1957年 VERVE
秋吉敏子●ユナイテッド・ノーションズ 1958年 MGM
秋吉敏子●マリアーノ・イン・ウエスト・サイド 1960年 ニッポンレコード
秋吉敏子●黄色い長い道 (ロング・イエロー・ロード) 1961年 TAM
秋吉敏子●トシコ旧友に会う 1961年 KING
秋吉敏子●トシコ・マリアーノ・カルテット 1961年 CANDID
秋吉敏子●スティーヴ・キューン=秋吉敏子 1962年 日本コロムビア
秋吉敏子●ザ・カントリー&ウエスタン・サウンド・オブ・ジャズ・ピアノ 1962年 DAUNTLESS
秋吉敏子●トシコ・マリアーノ・カルテット 1963年 TAKT
秋吉敏子●魅惑のジャズ 1963年 VICTOR
ジャズ・イン・ジャパン 1964年 VEE JAY
秋吉敏子●トシコの子守歌 1965年 CBS SONY
秋吉敏子●秋吉敏子・イン・ジャパン 1970年 TOSHIBA
秋吉敏子●メディテイション 1971年 DAN
秋吉敏子●すみ絵 1971年 VICTOR
秋吉敏子●秋吉敏子・ソロ・ピアノ 1971年 RCA
秋吉敏子●デディケイションズ 1976年 DISCO MATE
秋吉敏子●デディケイションズ <> 1977年 ディスコメイト
秋吉敏子●トシコ・プレイズ・トシコ 1978年 ディスコメイト




関連資料

写真
『ヤマハ・ジャズ・クラブでの秋吉敏子』(管理番号 600008)
1965年1月17日、名古屋ヤマハホール

オリジナル・マスター・テープ
『秋吉敏子リサイタル』(管理番号 260)
1965年1月17日、名古屋ヤマハホールにて録音
秋吉敏子(ピアノ)、原田寛治(ドラムス)、荒川康男(ベース)

書籍
秋吉敏子著『ジャズと生きる』1996年 岩波書店
世界的に活躍するジャズ・ピアニスト、作曲・編曲家、またビッグバンドのリーダーである秋吉敏子。その波乱に満ちた人生についてはじめて語る自伝。

ソノシート
朝日ソノラマ別冊ソノシート 『黄色い長い道─秋吉敏子帰国記念特集─』1961年
朝日ソノプレス社
シート1 黄色い長い道
シート2 箱根の黄昏
シート3 木更津甚句
シート4 ディープ・リバー
演奏 秋吉敏子ピアノ・トリオ

〜日本のジャズの歴史を刻むふたり〜
同世代のふたり、内田修氏と秋吉敏子さんのお付き合いは古く、優に40年を越えます。1962年、内田修氏が名古屋で始めたばかりの「名古屋ヤマハ・ジャズ・クラブ」の例会に、1963年1月、渡米直前のトシコさんを招き「さよならコンサート」を開催したのがきっかけでした。
それ以来、ジャズの演奏を通して、アメリカで、日本で、機会がある度に交流を深めてきたといわれています。
日本のジャズを世界に主張し続けた人と、その活動を一貫してあたたかく見守ったふたりの歩みは、まさに日本のジャズの歴史そのものです。