12,308点のジャズレコードをはじめ書籍やさまざまな資料など内田氏の50年に亘り収集した様々なジャズコレクションを広く一般に公開しようと、1階の資料室でコレクションの常設展を開催しています。今回の展示は…



シビックセンター常設展6
偉大なふたりのドラム奏者から見るジャズコレクション
日野元彦とアート・ブレイキー

期間:平成15年11月26日(水)〜平成16年4月4日(日)
前期:11月26日(水)〜1月25日(日)
後期:1月17日(火)〜4月4日(日)



日野元彦(1946〜1999)
東京都生まれ。トランペッター日野皓正の弟であり、日本をはじめ世界にその実力が認められているドラマー。幼少よりタップ・ダンサー、ドラマーとして米軍キャンプで活動を始める。1965年に本格的にデビューした後、1978年に渡米。ジョアン・ブラッキーン等のグループに在籍。1980年に帰国し、日野皓正グループ他、パット・メセニー、エディ・ゴメス等と共演、数々のキャリアを重ね、参加したアルバムは百数十枚にも及ぶ。1990年代に入り、〈日野元彦&アバナイトロプス〉の活動を開始。同時期にライフワークといえるドラムアンサンブルユニット〈日野元彦“火翔”〉の活動も始める。1994年には音楽生活40周年を迎え、記念コンサートを開催した。代表作は「流氷」「ZOOMIN'」「フラュシュ」など多数。1999年5月13日死去。展示されているジャケット18枚の中から、6枚をピックアップしてご紹介します。

■『日野元彦ファースト・アルバム』(前期展示)
■『タローズ・ムード』(前期展示)
■『日野元彦クァルテット・アット・ネム・ジャズ・イン』(後期展示)
■『流氷』(後期展示)
■『フラュシュ』(後期展示)
■『ZOOMIN'』(後期展示)

アート・ブレイキー ART BLAKEYE
1919年ペンシルヴァニア州ピッツバーグ生まれ。1950年代後半から1960年代にかけて、全世界的にファンキー・ブームを巻き起こしたジャズ・メッセンジャーズのリーダーであり、ドラマー。
学校でピアノを習得し、14歳の頃にはピアニストとしてクラブで演奏活動を始める。ドラムスを独学でマスターし、18歳には自己のビッグ・バンドを率いるようになる。1944年にビリー・エクスタインのバップ・バンドに参加して、注目を浴びる。強烈なシンバル・ワークやプレス・ロール奏法でハード・バップ期を象徴するドラマーとして認められると、1955年にジャズ・メッセンジャーズを結成。以後、他界するまで常に新人を育成しながらジャズの感動を世界に伝え続けた。1961年1月に初来日。1990年死去。
今回展示されているジャケット18枚の中から、8枚をピックアップしてご紹介します。

■アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ『モーニン』(前期展示)
■アート・ブレイキー『バードランドの夜 VOL.1、VOL.2』(前期展示)
■アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ『チュニジアの夜』(前期展示)
■アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ『フリー・フォー・オール』(前期展示)
■アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ『キャラバン』(後期展示)
■アート・ブレイキー 『スリー・ブラインド・マイス』(後期展示)
■アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ
『サン・ジェルマンのジャズ・メッセンジャーズ VOL.1』(後期展示)
■アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ『ア・ジャズ・メッセージ』後期展示)



関連資料
書籍
『TOKO -memories of motohiko hino-』
写真・著者:M.HASUI
スナッピンブッダ 2000年発行
日野元彦を13年間にわたって撮りつづけてきたM.HASUIによる写真集。演奏に打ち込む厳しい姿やプライベートの無邪気な素顔、そして病床のポートレートにいたるまで日野元彦のあらゆる側面が撮影されている。幼い頃の元彦の写真や兄皓正からのメッセージなども盛り込まれた愛蔵版。

書籍
『東京Jazz ─レクイエム・トコ─』
三一書房 2001年発行
「日野元彦の偉大さは、日本を代表する一人のドラム奏者という事実を超えて、彼の見開いた“日本ジャズ界の21世紀”への視点とすばらしい実行力にあった。この書は徹底した取材と敬愛の念溢れる体験を基に、誰からも愛されたトコちゃんの人間性に深く迫った好著と言えよう。中でも深夜の「新宿ピットイン」を舞台に地道に展開された「クラブ・トコ」の記述は、日本のジャズ史上貴重な資料として永く記憶されるべきものだ。「トコちゃん、君の笑顔と足跡は絶対忘れないからね」という言葉と共に、この著書をジャズを愛するすべての方々にお推めしたい。(内田 修/帯書より)

雑誌
『スイング・ジャーナル 1999年6月号』
【I LOVE JAZZ TEST ゲスト:日野元彦】
「“ナイアガラの滝”なんて僕には逆立ちしてもできない」
ミュージシャンに様々な曲を何も知らせずに聴いてもらい率直な意見や感想を語ってもらうコーナー。ゲストは日野元彦。〈アート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズ『バートランドの夜』(BLUE NOTE)〉を聴いて語る。

『スイング・ジャーナル 1960年12月号』
【ファンキーの使者たち ジャズ・メッセンジャーズ】
表紙 アート・ブレイキー

『スイング・ジャーナル 1961年1月号』
【ジャズ・メッセンジャーズ放談】
アート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズの初来日にあたり、スイング・ジャーナルでは続けて特集が組まれた。



ジャケット展示に関係するCDを揃えました。→詳しくはCLICK

ジャズコレクションを紹介する資料室では、11月末のリニューアルより渡辺貞夫氏の未発表曲を聴いたり、ミュージシャンからのメッセージビデオを観ることができるようになりました。




火曜日〜土曜日
 9:00〜21:00
日曜日・祝 日
 9:00〜17:00

に、鑑賞できます。
いつでも来てください!!
BUT!残念ながら休室日があります。


毎週月曜日、祝日の翌日、年末年始12月29日〜1月3日は、ご覧できません。
試聴コーナー



レコード
日野元彦『日野元彦ファースト・アルバム』


レコード
日野元彦『タローズ・ムード』


レコード
日野元彦『フラッシュ』


レコード
アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ『チュニジアの夜』


レコード
アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ
『サン・ジェルマンのジャズ・メッセンジャーズ VOL.1』


レコード
アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ『キャラバン』