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三可わjazzバンド
ジャズ出前コンサート in 常磐南小学校&岩津中学校

  

レポーターはボランティアとしてお手伝いいただいた、J-mama'zの内田さんと永田さんです。

平成21年6月11日  常磐南小学校(レポート:内田)

 今年で6回目になるジャズ出前コンサート。メンバーは、地元岡崎の名ドラマー佐野裕幸さんをリーダーに、近藤万里子さん(tp)、杉本久美さん(as)、杉丸太一さん(p)、野本謙之さん(b)による「三可わjazzバンド」。普通なら「三河(みかわ)」とするところを、可能性の「可」、そして「輪」・「和」などいろんな意味でひらがなの「わ」を混在させた、即席バンドだそうです。

演奏曲は「聖者の行進」「A列車で行こう」「星に願いを」などのジャズ・スタンダード・ナンバーから、常磐南小の校歌や、最近エグザイルがカバーしている「銀河鉄道999」をジャズ風にアレンジしたものまで、実に多彩な内容でした!

常南小の音楽の先生、成田先生に今日の感想を伺いました。

Q1.生徒の様子はどうでしたか?
「こういう機会が無いので、本当に良かったです。みんなとても楽しみに今日を迎えましたが,特に上の子たちは、知っている曲が多く、授業中に教室まで聞こえてきた体育館でのリハーサル音に、そわそわしていました。」

Q2.先生の感想は?
「楽しかったです!ジャズが大好きで、出前コンサートを行う知らせが届いたときは感激しました。子どもたちは街に出て音楽に触れあうことがなく、学校で演劇を見るくらいでしたので、今回ジャズに触れあうことができて本当に良かったです。

Q3.校歌の演奏については?
「スゴイ良かったです。子どもたちの中で身近に感じた曲でした。またミュージシャンの方々に、銀河鉄道999をリクエストしていました。この曲は先日行われた運動会で子どもたちが踊った曲でした。子どもたちが踊りだすかなと期待しましたが、シャイな子たちなので踊れませんでした(笑)。」

全校生徒が30人という小さめの学校ですが、岡崎の中心部からそれほど遠くないところにありながら豊かな自然に囲まれた環境で、児童・先生そして地元の方々と一緒に楽しんだジャズライブ、とっても素敵でしたよ!


 

平成21年6月12日 岩津中学校(レポート:永田)

岡崎市の北部、天神さまのふもとにある岩津中学校に三可わジャズバンドがやってきました。運悪く3年生は修学旅行にでかけており不在。少し客席が寂しい。しかし、1・2年生はこの日のためにスペシャル企画を用意しているとのこと。楽しみです。

サックス、ベース、ピアノ、ドラム、スタンバイと同時、「さぁ、何の曲でしょう?」と言わんばかりに演奏が始まりました。あれっ?生徒たちの反応が悪い・・・わからない?君たちの校歌だよ!校歌をジャズアレンジしての演奏、それ程ジャズのリズムになじみがないのかもしれません。この後大丈夫でしょうか。そこで少しビートの説明を交えながら、「いつか王子様が」「銀河鉄道999」。手拍子にも緊張の色が見えます。

さぁ次はいよいよ「聖者の行進 岩津中学スペシャル」です。ステージにはバンドメンバーの前にトロンボーン、トランペットの生徒3人、そして客席の生徒全員が手にアルトリコーダーを持っています。 この2週間程、生徒たちは一生懸命練習してきたそうです。まずきれいなまとまりのあるリコーダーの音色から始まりました。そこにバンドの個性あふれる音が重なり、それにのって、生徒たちも緊張感から少しずつ解放されていくようです。見事に会場全体が一つになり、弾むような音楽の楽しさ、自由さが演出されました。演奏が終わった時の子どもたち、安堵しながらも「私たちってかっこいい!」なんて思っているような充実した誇らしげな顔、とても印象的でした。

     

その後、「スペイン」「星に願いを」「私のお気に入り」と、また違ったリズムにとまどいながらも目を輝かせステージを見つめていました。そしてアンコール「A列車で行こう」。ようやく慣れてきた手拍子で盛り上がり、和やかな雰囲気で幕を閉じました。

音楽の梅村先生にお話を伺いました。
「あまりジャズの生演奏を聴く機会がないので、とても楽しむことができました。何よりもプレーヤーの方々の表情が素敵でした!生徒たちは少し緊張ぎみで拍手もして良いのか、のって良いものなのか迷っていたようでしたが、ドラムをたたく、ウッドベースを弾くなど、演奏する姿がただ単にかっこいいじゃん!と興味を持ち、感じられただけでも幸せです。このようなすばらしい機会をいただき、感謝しております。」

3年生がいないという不安、なじみのない音楽への緊張から始まったコンサートでしたが、生のジャズバンドの音に触れ、音楽の自由な楽しみ方を感じ、また、プロと一緒に演奏できたという自信は忘れられないものとなったことでしょう。コンサート終了後掃除する生徒たちの足音や箒の音が軽やかで、青い空と天神さまの森をバックに、学校が爽やかな風のようなジャズのリズムを奏でているようでした。