SPRING JAZZ FESTA at CIVIC CENTER

「SPRING JAZZ FESTA at CIVIC CENTER」が今年も4月24日(日)シビックセンター交流広場の特設野外ステージで行われた。

岡崎ジャズを楽しむ会 事務局 斎藤 眞

















 「SPRING JAZZ FESTA at CIVIC CENTER」が今年も4月24日(日)シビックセンター交流広場の特設野外ステージで行われた。

 好天気にも恵まれ花で埋め尽くされた会場はまさに春爛漫、フラワー・パフォーマンスやクイズ大会を楽しむ家族連れが多かったが、午後3時からの「Free Hills Jazz Orchestra」の開演前になると顔見知りのジャズ好きたちが続々と集まり始めた。

 Free Hills Jazz Orchestra はジャズを演奏したいという中学生や高校性が学校という枠を超えて集まったビッグバンドだが、映画「スイング・ガールズ」のヒット以来、名古屋の「スイング・ガールズ」と言われる人気バンドである。

 ビッグバンドの定番曲でもある「In the mood」 や「Take the A train」から「This could be start of somoething big」「Polka dots and moonbeam」といったスタンダードの名曲、そしてラテンまでと、レパートリーの幅が広くアレンジも面白い。とは言えまだ中高生、ソロではまだ幼さが出るが、若い人が楽しそうに一生懸命やっているのは聴く側にはとても心地よく伝わるものだ。

 ジャズ・バンドの2番手は午後6時から岡崎を中心に活躍するドラマー佐野裕幸がこの日のために組んだスーパーユニット、県内のライブハウスではお馴染みの名古路一也(b)、小森敦(g)、番八十八(pf)、浜崎航(ts)が登場、「Green Dolphin Street」「Maiden Voyage」「Satin Doll」と言ったインストの名曲を小気味いいテンポで演奏する。

 外はかなり冷え込んできたが寒さを吹き飛ばすような演奏者たちの熱気に聴衆も拍手喝さい。後ろを振り返ると内田修先生も地元ミュージシャンたちの気合の入った演奏にご満悦の様子、満面に笑みを浮かべて聴いておられた。

 そして午後7時30分からは関西で精力的に活躍するヴォーカル溝口恵美子率いる「溝口恵美子カルテット」の登場。
ピアノは同じく関西で彼女と活動を共にする中村真、ベースとドラムは今や誰もが認める名古屋の実力者、島田剛と黒田和良、いずれも30代の若いミュージシャンたちの演奏が始まる。拍手に迎えられて溝口恵美子が登場、低音から高音まで明快に響くその声はストレートに聴き手に伝り、小柄な身体が大きく見えるほどのパワーを感じる。

 最初に唄ったOn a clear day はとてもスインギー、時折入れるスキャットもジャズフィー リングに満ちている。表現力豊かな唄と関西人らしいサービス精神旺盛なMCでたちまち観客を引き付けたのはさすが「神戸ジャズ・ヴォーカル・クイーン・コンテスト」のグランプリ受賞者…。

 これからますますの飛躍が予感される若手のミュージシャンたちの演奏に集まった人たちも大満足の様子、今年の「SPRING JAZZ FESTA at CIVIC CENTER」はまた来年への期待込めた拍手の中に幕を閉じた。